5.How to Shoot(リカーブボウ)


はじめに
矢を射るまでの動作を幾つかに分けて説明していきます。
  1. Set
  2. Fook & Grip
  3. Set up
  4. Drawing
  5. Full draw
  6. Release
  7. Follow through
1.Set(セット)
射型の最も基本となる動作で、安定した射型を生み出す上でも重要なポイントです。
立つ位置は射線を中央にまたいだ状態で、足は肩幅程度開いて立ちます。両足のつま先が的までの同一直線上になるようにし、腰、肩のラインはつま先のラインと平行で真っ直ぐ的に向かうようにします。

的を意識し過ぎて、体が的に向かって開きがちになったり、無理に引こうとして後傾になったり、体重がつま先側に偏ったりしやすいので特に注意が必要です。定期的に鏡などで射型をチェックする習慣を付けましょう。

ここで紹介しているのはストレートスタンスと呼ばれるもので、体がねじれていないか、後傾していないかどうか等、フォームをチェックし易く、最も一般的なスタンスです、体の使い方をマスターするまでは、ストレートスタンスでしっかりと練習してください。


2.Fook & Grip
スタンスを決めると次は矢をつがえて、Grip(弓を持つ)とFook(取りかけ)に入ります。

Grip(グリップ)
まず親指と人差し指でVの字を作ります、その最も深いところを、弓のグリップが一番深くなっているところ(ピボットポイント)に合わせます。
この時、弓を握らないこと、指先の力を抜いてリラックスさせる事、弦が手に当たるからと言ってピボットポイントを外さないようにしましょう。
Fook(取りかけ)
人差し指と中指の間に矢を挟むようにして、人差し指・中指・薬指の3本の第一関節に弦をかけます。


3.Set Up(セットアップ)
矢をつがえた状態で弓を両手を持ち上げ、Drawingに入る前の、ゆっくりとチェックを行っている状態の事を言います。
弓は垂直、矢がほぼ水平になるようにします。弓を持ち上げる時の高さは引き手の肘が口から目の高さの間くらいで、その時サイトは的の垂直ライン上にあるようにします。
セットアップは射つ動作の中でも最も重要なポイントです、押し手、引き手、グリップ、取りかけ、バランス等しっかりチェックしましょう。

この時に注意したいのは
 ・ 肘の高さで水平ラインよりも少し高い位置になっているか。
 ・ 押して・引き手がリラックスした状態にあるか。
 ・ 指に力が入っていないか。
 ・ 押し手の肩が上がっていなかどうか。
少しでも違うと感じたときは引き戻して最初からやり直す習慣をつけましょう。


4.Drawing(ドローイング)
実際に弓を引く動作の事です。
弦を引っ張るのでは無く、押し手を的に向かって真っ直ぐ伸ばし、引き手は肘をその反対方向へ真っ直ぐ張っていく事で、引き手の力だけで弦を引っ張ろうとすると、せっかく作ったセットアップでのフォームを崩す事になってしまいます。



5.Fulldraw(フルドロー)
Drawingして、引き手を顎又はほほに着けた中で的に狙いを定めている状態の事を言います。
この時大切な事はフルドローは引き続けている途中の状態で決して止まってしまってはいけません。見た目には止まっているようでも、意識の中では伸び続けている状態です。
フルドローは単に引いてきた最終段階ではなく、アンカリングとエイミングという動作も含まれています。その狙う動作についても分けて説明していきます。

・アンカリング
アンカリングとは引き手が顎の一部に安定して触れている状態の事を言います。
リカーブボウではルール上で狙いを付ける為に必要なポイントは1点だけ使用しても良いと定められています、方向を決める為には2点を定めることが必要で、1つは弓に付けられているサイトピン、もう一つがこのアンカリングと言うことになります。安定したアンカリングを身につける事は点数を伸ばす上での絶対条件となっています。
・エイミング
サイト(サイトピン)はリカーブボウの場合弓に着けることが許されている唯一の照準です、このサイトピンを上下左右に調整する事で、矢の飛んでいく方向をコントロールします。アーチェリーでは競技によって様々な距離を打ちますが、基本的な射型は変えずにサイトを調整することで距離の変化に対応していきます。
一般的に右射ちの場合、右目で狙います。
サイトピンの調整は外れた方向にサイトピンを調整する事で、的の中心当たるようにします。


6.Release(リリース)
引き手の指のを開くことで弦を放し矢を打ち出す動作の事です。


リリース自体は大変短い時間に行われていて、指が開ききる前に弦は指から離れてしまっています。
安定したリリースを行うためには正しいフォームで射つ事、が重要です。



7.Follow through(フォロースルー)
リリースによって矢は打ち出されるが、正しいフォームで射てば背中や肩には強い緊張が続いているので押しては真っ直ぐ的方向に伸び、引き手は真っ直ぐ後ろに飛びます。
矢が既に射ち出されているからと言ってフォロースルーを軽んじるのは間違いで、フォロースルーでどんな力がかかっていたか理解することができます。
フォロースルーをしっかり取ることが上達への近道です。